第1章 総論
Ⅰ. CKDにおける尿検査・腎機能検査の意義
Ⅱ. AKIにおける新規バイオマーカー
第2章 各論
Ⅰ. 尿検査の実際と臨床的意義
1. 外観観察:尿の肉眼的所見と疾患
2. 尿量
3. 採取法および保存法
4. 定性試験(試験紙法)・定量法
pH/比重/蛋白・微量アルブミン尿:試験紙蛋白/クレアチニン比、蛋白定量/クレアチニン定量比、特殊蛋白(Bence Jones 蛋白、酸可溶性蛋白)、尿細管性蛋白/ブドウ糖/潜血:ヘモグロビン、ミオグロビン/ケトン体/ビリルビン・ウロビリルビン/亜硝酸塩(細菌尿)/白血球エステラーゼ/ポルフィリン体/バニリルマンデル酸/ポドカリキシン定量/食事中摂取蛋白/尿酸:排泄障害か産生亢進かの鑑別/アスコルビン酸/OTC 検査薬/尿試験紙の取り扱い方
5. 尿沈渣検査
採尿法/標本の作製法/染色法/鏡検法/自動有形成分分析装置とその特徴/沈渣成績の記載法/臨床的意義/細胞診/尿中ポドサイト検査
Ⅱ. 腎機能検査の実際と臨床的意義
1.関連血液検査
A. 非蛋白窒素化合物
B. 血清蛋白物質
C. 電解質
2. 腎機能検査
A. 糸球体濾過量
内因性クレアチニンクリアランス(Ccr)/推算糸球体濾過量/イヌリンクリアランス(Cin)
B. 尿細管機能検査
Fishberg濃縮試験/塩化アンモニウム負荷試験
【詳細目次】
尿検査・腎機能検査の実際と臨床的意義 -若手医師と臨床検査技師のために-