巻頭言-外因死の一次予防を目指して-
一杉 正仁(獨協医科大学 法医学 准教授)
第 1 章 総 論
1.不慮の事故の発生状況
福本 正勝(航空医学研究センター検査証明部 部長)
2. わが国の犯罪事情
大島 徹(金沢大学 法・社会環境医学 教授)
3. わが国の死因究明制度について
藤宮 龍也(山口大学 法医・生体侵襲解析医学 教授)
第 2 章 各 論
1. 産業中毒事故と検査
宮越 雄一(東京慈恵会医科大学 環境保健医学),他
2. 不慮の中毒と検査
阪本奈美子(東京医療センター 救命救急センター),他
3. アルコール中毒と検査
井出 文子(北里大学 救命救急医学),他
4. 一酸化炭素中毒による自殺-現状と予防対策について-
一杉 正仁(獨協医科大学 法医学 准教授)
5. 交通外傷患者をめぐる検査
一杉 正仁(獨協医科大学 法医学 准教授)
6. 死因究明における病理解剖の役割
堤 寛(藤田保健衛生大学 第一病理学 教授)
7. 死因究明と死後画像診断
岩瀬博太郎(千葉大学 法医学 教授)
8. 犯罪捜査とDNA検査
高橋 雅典(東邦大学 法医学 客員教授)
付 録
1. 医療安全調査委員会設置法案(仮称)大綱案
2. 運輸安全委員会(旧 航空・鉄道事故調査委員会)
【詳細目次】
事件・事故の原因を探るために-臨床検査の応用を考える-